モーションの作り方の記事は以前書きましたが、モーションを加工する必要があるので、詳細な加工法をご紹介します。
カノンさん作のこの動画からモーションをダウンロードします。
(動画情報をクリックすると、モーションをダウンロードできるURLが出てきます。)
MikuMikuMovingを起動し、MMDモデルを読み込みます。
ダウンロードしたモーションを読み込みます。
MMDモデルによっては視線が下方に向いたままになりますので、視線のモーションを修正します。
タイムラインの表情をクリックして展開します。
下のキーを削除します。
視線が修正されました。
MMDモデルによってはショットする方向が上になっている場合がありますので、キーフレームを16に合わせて修正します。
キーフレームの腕を展開して、右腕のキーをクリックします。
手のひらが正面を向くように右腕のボーンを回転させ、キーを打ちます。
続いて、左腕のキーをクリックします。
手のひらが正面を向くように左腕のボーンを回転させ、キーを打ちます。
頭のボーンをクリックして選択します。
正面を向くように頭のボーンを回転させ、キーを打ちます。
タイムラインで動きを確認しながら、頭と右腕、左腕のキーをコピぺします。
動きが正しく再現されたところでVMDファイルに書き出します。
モーション保存ボタンをクリックします。
出力設定の範囲指定のラジオボタンをクリックして数値を0-35に設定し、Allをチェックし、出力ファイルを波動拳.vmdにして、保存します。
MikuMikuMovingを起動したまま、MikuMikuDanceを起動して、MMDモデルを読み込み、波動拳.vmdをビューポートにドラッグ&ドロップして読み込みます。
MMDBridgeからプラグイン設定を選択します。
使用するスクリプトでMMDBridge_vmd.pyを選択し、
スクリプトの呼び出し設定で実行するを選択して、
出力対象フレームを0~35にしてOKボタンを押します。
ファイル(F)からAVIファイルに出力(V)を選択します。
動画フレームを0~35にして、OKボタンを押します。
messageウィンドウが開いたら、OKボタン押します。
動画出力後、messageウィンドウが開きますのでOKボタンを押します。
出力された vmd ファイルは、MikuMikuDance の out フォルダに出力されます。
MikuMikuMovingに戻り、タイムラインを0に戻します。
MMDBridgeで出力されたvmdファイルをビューポートにドラッグ&ドロップし、モーションを合成します。
画面を上向きにします。
このままでは、横向きに波動拳を発射するポーズなので、キーフレーム16のセンターを選択し、キャラクターが正面を向くように回転させてキーを打ちます。
キーフレームを動かしながら、正面に波動拳を打つように、センターのキーフレームをコピペします。
動きがちゃんとできたら、モーション保存ボタンをクリックします。
出力設定の出力範囲を選択して、0-35に設定し、Allをチェックして、出力ファイルを波動拳.vmdにし、保存します。